箱庭日記2020年6月

某日
 西行物語を読み始める。ところどころ注釈でダメ出しがあるのが面白い。

某日
 休日。散歩したり時評書いたり、西行物語を読了したり。

某日
 夏らしくなってきた。夏の夜はまた違った趣きがある。下村湖人の西行の眼を読了したが、西行というより下村湖人の眼な気もする。幸田露伴の二日物語も西行がテーマの小説。これは面白い。
 地元に一分で登頂できる山と、三十秒で登頂できる山があるんだけど、ひたすら山の歌つくって山の歌人になるのはどうだろうか。

某日
 六月は多忙で日記がつけられなかった。無念。

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