箱庭日記2020年8月

某日
 即興詩人はまだ続く。たまに急展開があり驚く。昼は穴子天丼を食べる。夏は穴子が一番。
 有斐閣アルマ『環境法入門』読了。ラムサール条約やリオ条約などの条約をざっと解説して、公害から原子力発電事故までざっと触れている。環境倫理よりシャローだが、環境アセスメントの流れがわかったのはいい。

某日
 カフェにはいったところ、隣で面接している。男は採らないみたいなことをきっぱり言っていて、ジェンダーについて考える。

某日
 時評脱稿。某エッセイもいい調子。

某日
 山田うどんで豚キムチ丼を食べる。美味しけど赤パンチのほうが好きだ。

某日
 残業多く結社誌をめくる程度。歌はわずかだがつくる。疲れてるときの歌ってばらつきが大きいのでそのうち消すかもしれない。
 書きかけの評論と、書かなきゃいけない評論があるので次の休みにやろうかな。

某日
 休み。昼はインドカレー屋にいく。インド人がこの暑さにバテてるのか、動きがいつもよりキレがない。
 平出修の評伝を読む。

某日
 平出修の評伝をまとめ始める。ブログにアップしよう。知ると知るほど文学的な評価はどうだったかわからなくなる。

某日
 ハチミツのパンが美味しい。ハチミツは生態系の賜物なのでハチミツを愛することは自然を守ることになるのではないか。ハチミツ食べたいな。

某日
 暑さで疲れている。何もできずに、いや本読んだかな?、眠ってしまう。

某日
 残業長い。高橋千恵歌集『ホタルがいるよ』の鑑賞文完成。素読みして問題なければ明日ブログにあげよう。

某日
 平出修の読書記録完成。ゲコの評論や来月の時評も考えなければ。投資信託の調子がいい。

某日
 休日。平出修の小説『夜烏』読了。評伝でも言及されてただけあり修の故郷の捉え方が垣間見える作品。その後マッサージに行く。
 昼餉は天ぷら屋椿で穴子天丼を食べる。夏は穴子に限る。
 夜は『コクリコ坂から』をみる。

某日
 仕事。ZOOMで全国大会の代わりになるかりん五百号記念号を読む会が催されるが、仕事で参加できない。泣く泣くファミマで買ったアップルカスタードというプリンがすこぶる美味い。
 夜、ZOOMで後夜祭。断片的に内容を聞く。

某日
 地元で美味いとんかつ屋をみつける。セブンイレブンのクリームどら焼きにフルーツが挟んであるやつが絶品。しかしこれはどら焼きかのか?
 『ここはたしかに 完全版』を読んでる。歌もいいけど、いろいろ感じるところがある。作品と背景を分けるか分けないかみたいな議論はあるけど、一読者として両方ひっくるめて読みたい歌集。

某日
 口語短歌ってなぜ対象をぼかしがちなのだろう。意図がわかるときはわかるけど、わからないと冗長な感じがする。

某日
 読者と原稿で日記が手につかなかった。平出修の研究書はもう一冊読了して、寛のイズムを継ぎつつスバルを運営していた印象がある。自然主義文学に対抗するところなどは特にそうだ。

 

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